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パラリンピックとオリンピックのメダルの違いは?点字やデザインの意味も紹介!

パラリンピックとオリンピックのメダルの違いは?点字やデザインの意味も紹介!
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2021年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されていますが、オリンピックのメダルとパラリンピックのメダルは違うのでしょうか?

違うとすれば、どのような違いがあるのでしょうか?

デザインや重さが違ったり、点字があったりもするのでしょうか?

『パラリンピックとオリンピックのメダルの違いは?点字やデザインの意味も紹介!』と題して、オリンピックとパラリンピックのメダルの違いについてご紹介します。

それでは、見ていきましょう。

 

東京パラリンピックとオリンピックのメダルの違い①デザイン

東京パラリンピックと東京オリンピックのメダルのデザインは違います。

考えてみれば、大会の名称からシンボルマークも違うので、メダルもやっぱり違いますよね。

東京パラリンピックのメダルがこちら。扇子をモチーフにしています。

パラリンピックとオリンピックのメダルの違いは?点字やデザインの意味も紹介!

この写真だと、金メダルと銀メダル・銅メダルでデザインが微妙に違うように見えますが、表裏の違いです。

パラリンピックとオリンピックのメダルの違いは?点字やデザインの意味も紹介!

左側(扇のデザインがシンプルな方)が表面で、右側(扇がボコボコしていて、中央にTokyo2020と書いている方)が裏面となっています。表面と裏面の違いがわかりにくいですね(^^;

 

東京オリンピックのメダルがこちら。

東京オリンピックのメダルは、下段の女神が描かれている面が表面で、上段の渦状になっている面が裏面です。

こうしてみると、オリンピックとパラリンピックのメダルのデザインは、全く違いますね。

 

東京パラリンピックメダルのデザインの意味

 

東京パラリンピックメダルのデザインは、表面も裏面も扇をモチーフにしています。

東京パラリンピックメダルには、扇の要を中心として生み出される新しい風は人々に熱気を与え、また新たな風を生み出す原動力となり、人々の心を束ね、世界に新たな風を吹き込むという意味がこめられています。

扇を束ねる「要」部分がアススリートを表し、人種や国の違いがあっても心を1つにしてくれることを、扇面には、人々の心を生命力として、日本に生きる自然、岩・花・木・葉・水で表現されています。

扇面の高低差に加えて、自然風景の描写にはそれぞれ異なる加工が施されており、メダルに触れたときに質感の違いを感じて、面白いそうです。

 

東京オリンピックメダルのデザインの意味

東京オリンピックメダルは、原石を磨くようなイメージで、光や輝きをテーマにしています。

また、アスリートや周りで支えている人たちのエネルギーを象徴して、スポーツで競い合い、頑張っている人が称えられる世界になってほしいという意味がこめられています。

東京オリンピックメダルのデザインは、表面と裏面で違います。

表面は、次の3つの要素を含めたデザインになっています。

  • パナシナイコスタジアムに立つ勝利の女神ニケ像
  • 東京2020オリンピック競技大会の正式名称
  • オリンピックシンボルの要素

裏面は、東京2020入賞メダルデザインコンペティションの応募作品から選ばれたものがデザインされています。

それぞれのアスリートへの思いがたくさん込められていて、メダルを獲得した選手は喜びも倍増ですね!

 

東京パラリンピックとオリンピックのメダルの違い②点字・音

東京パラリンピックメダルの表面には「Tokyo 2020」と点字で表示されています。

さらに、大会史上初めて、金・銀・銅メダルの違いが触っただけでわかるようにと、金メダルには1つ、銀メダルには2つ、銅メダルには3つ、円形のくぼみ(直径3.2mm、深さ0.25mmの正円)をメダルの側面につくっています。

また、メダルのリボンにも、裏側にシリコンプリントで金メダルには1つ、銀メダルには2つ、銅メダルには3つの凸の加工が施されています。

2016年リオデジャネイロパラリンピックの際は、金・銀・銅メダルの違いを音で表現していました。

メダルの中に、金メダルは28個、銀メダルは20個、銅メダルは16個の小さなスチールの球が入っていて、振ると音が出るので視覚障害のある選手でもメダルの違いがわかるようにつくられていたそうです。

視覚障害のある選手への配慮ですが、東京パラリンピックでは点字を用いているので、音が鳴るデザインにはなっていません。

 

東京パラリンピックとオリンピックのメダルの違い③重さ・大きさ・素材

東京パラリンピックと東京オリンピックのメダルの重さ・大きさ・素材の違いを比較しました。

東京パラリンピックメダル
  • 重さ・・金:約526g、銀:約520g、銅:約430g
  • 大きさ・・直径85mm(厚さは最小部分: 7.5㎜ 最大部分: 10.7㎜)
  • 素材・・金:純銀に6g以上の金メッキ、銀:純銀、銅:丹銅(銅95:亜鉛5)
東京オリンピックメダル
  • 重さ・・金:約556g、銀:約550g、銅:約450g
  • 大きさ・・直径85mm(厚さは最小部分: 7.7㎜ 最大部分: 12.1㎜)
  • 素材・・金:純銀に6g以上の金メッキ、銀:純銀、銅:丹銅(銅95:亜鉛5)

東京パラリンピックと東京オリンピックのメダルの大きさは、直径は同じですね。

デザインの関係でオリンピックメダルの方が少し厚みがあり、そのぶん重さも少しですが重たくなっています。

素材は全く同じでしたよ。

 

メダルプロジェクトについて

東京パラリンピックとオリンピックのメダルに使われている素材は、大会史上初の試みで、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」を発足し、全国から使用済み携帯電話等の小型家電を集めて、リサイクル金属を原材料に作成しているそうです。

このプロジェクトで、小型家電リサイクルの定着と環境にやさしい持続可能な社会が、東京2020大会のレガシーとなることも目指しています。

メダルを通して、エコ啓発も行っているんですね!

 

まとめ

パラリンピックとオリンピックのメダルの違いについて、点字・デザインの意味もあわせてご紹介しました!

パラリンピックメダルは、扇をモチーフにしたもの、オリンピックメダルはパナシナイコスタジアムに立つ勝利の女神ニケ像をモチーフにしていましたね。

そのほか、パラリンピックメダルには「Tokyo 2020」の点字や、メダルの違いを表す為に、金メダルには1つ、銀メダルには2つ、銅メダルには3つ、円形のくぼみがつくられています。

視覚障害のある選手でも、2020年に東京で開催された証や、それぞれの色のメダルを獲得したことをきちんと感じられるように工夫が施されていますね!

「パラリンピックとオリンピックのメダルの違いは?点字やデザインの意味も紹介!」を最後までご覧いただきありがとうございました。